【重慶を代表する人気のお菓子3選】重慶土産で迷ったらコレ!!
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広大な中国の中でも美食の街として知られる重慶には美味しいものが沢山あります。
2018年には中国国内で最も多くの観光客が訪れた都市にも輝きました。
今日はそんな重慶のお土産さんには必ず置いてある人気のお菓子を3つ紹介したいと思います。
重慶旅行の際のお土産の参考にしてください^^
怪味胡豆
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怪味胡豆(グアイウェイ フードウ)は揚げたエンドウ豆を砂糖や塩、唐辛子子、花椒でコーティングした豆菓子です。
特徴はまずその触感にあります。表面はサクサクしており、中のエンドウ豆はお菓子としては割と硬めで、小さい子供では食べるのに苦労するかも知れません。
また味はさらに特徴的で、一粒口に含むと、甘味、塩味、酸味、辛味、そしてわずかな花椒のしびれが感じられます。
複雑な風味が絡み合い、ひとつの旨味を醸し出しています。
私が初めて怪味胡豆を食べたときは、5粒目までは脳内で味の分類が出来ず(^^;
ただ食べ進めるうちに、これはとにかく美味しいものだと分かり、手が止まらなくなりました。
中国の他の地域にも豆菓子はありますが、怪味胡豆ほど複雑な味を醸し出すものはありません。
火鍋のように数多くの香辛料を使う食文化が育った重慶ならではのお菓子ですね。
重慶のとある豆菓子会社で作られたこのお菓子は、その複雑である種奇妙な味から怪味(不思議な味の意味)と名付けられ、重慶で瞬く間に有名になると、今日では中国を飛び出し海外にも輸出される人気の豆菓子となりました。
特徴的な黄色/金色のパッケージが目印で、一袋にたっぷり入っているので家族へのお土産にピッタリです。
合川桃片
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合川桃片(フーチュアン トウピエン)は重慶の合川区で誕生したクルミを使ったお菓子です。
合川区は重慶の北西部に位置し、気候は年間を通して温暖、三つの河川が合流することから合川の名前が付けられました。
一年を通して吹く暖かく湿った風によって、タンパク質を多く含む高品質のもち米が栽培されています。
一般的な材料はクルミ、もち米、砂糖と蜂蜜です。
写真の様にしなやかに曲がるくらいなので、触感は柔らかめです。
口にするとすぐに溶け出し、砂糖と蜂蜜の甘みが広がります。
薄くスライスされたローストされたクルミの風味も心地よいです。
紙の様な見た目が特徴的で、私は初めて見たときは何だか分かりませんでした(^^;
お茶菓子として楽しむのがオススメです^^
陈麻花
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陈麻花(チェンマーフア)は小麦粉・砂糖・花椒から作られる重慶風のドーナッツです。
ねじりが加えられており、カリッと揚がった触感が楽しいお菓子です。
沖縄のサーターアンダギーに捻りを加え、もう少し固くして、花椒をまぶした様なイメージです。
誕生の由来について簡単に紹介します。
昔、重慶に農家を営む陳偉という夫婦が住んでいて、3人の子供がいました。
陳夫妻は決して裕福ではない中で、子供たちが少しでも楽しくお腹いっぱい食べられるように日々工夫していました。
ある日よく作っていた小麦粉を使った揚げドーナッツに捻りを加えたところ、子供達に好評でした。
そこで3人の子供達にそれぞれどんな味が好きか聞いて、日々改良を重ね、8つの異なるフレーバーを作り上げました。
これを隣人に振舞ったところ人気となり、商売が始まったのが陈麻花誕生の由来です。
重慶のお土産店では試食が出来るので、好みの味を見つけて下さい^^
様々な味が詰まったパックが私のオススメです☆
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