【重慶動物園】名物はペンギンの集団ストライキ~自由すぎる動物達に癒される~

2024年12月3日重慶動物園

中国の動物園事情

動物園は中国でも人気のアトラクションの一つです。

中国の大手検索エンジン百度では一日に”動物園”というワードが約1840回も検索されているそうです。

ちなみに”水族館”の検索数は3分の1に満たない約580回ですので、動物園人気の高さが伺えます。

そんな中国で有名な動物園のトップ5は以下の通りです↓

  1. パンダ基地(成都)
  2. 長隆サファリパーク(広州)
  3. 大連フォレスト動物園(大連)
  4. ハルビンポーラーランド(ハルビン)
  5. 重慶動物園(重慶)

見事5位にランクインした重慶動物園について特集していきましょう🦒🐼

重慶動物園

重慶動物園は中心部から車で約30分の九龍区に位置します。

敷地面積は45ヘクタール(上野動物園の約3倍)もあり、中国でも有数の規模を誇る動物園です。

毎年200万人以上のビジターを迎え、そのうち日本人を含めた外国人観光客は10万人ほどです。

1950年代に営業を開始し、2009年からは中国のAAAAランクの観光地に認定されています。

おすすめポイント

重慶動物園は、動物の分類に応じて8つのゾーンに分かれています;

  1. 草食動物エリア
  2. 霊長類エリア
  3. 鳥類エリア
  4. 猛禽類エリア
  5. 科学エリア
  6. 中央レクリエーションエリア
  7. 奥山レクリエーションエリア
  8. 子供用遊び場

園内には中国を代表する動物であるジャイアントパンダ、アモイトラ、ゴールデンモンキーを始め、動物園の定番のキリン・ゴリラ・ゾウ・ライオン・シマウマ・レッサーパンダ・ペンギンなどなど240種を超える動物がいます。

子供のころからよく遊びに行っていた筆者が思う重慶動物園の特色は、動物が自由で常に自然体ということです。

どういうことか分かる様に、私のおすすめポイントを3つ紹介していきます。

おすすめポイント①はパンダです。

よく動物園の目玉として大人気のパンダは、主役として園の奥の方に位置してることが多いと思います。

しかし重慶動物園では出し惜しみせずに入り口を入ってすぐのエリアでパンダがお出迎えしてくれます。

しかも大小沢山のパンダが悠々自適に寝転んで笹を食べています。

ダラダラとくつろぐパンダ達は中にバイトのおじさんでも入っているのかと思うほどです。

人間を気にすることなく、のんびりする姿はとっても愛くるしいです😄

おすすめポイント②はペンギンショーです。

ペンギンショーは別に珍しくないと思った方も多くいることでしょう。

でも重慶動物園のペンギンショーは一味違います。とにかく自由です。

まずショーの時間が決まっていません。厳密に言えばタイムテーブルはありますが、時間通りにショーが始まるかはペンギンさん達の気分次第。

私が初めて行った時は、時間通りに8羽のペンギン達が舞台に表れたものの、やっぱり暑かったのか、一羽がバックヤードに向かって歩き出すと、その他全員後を追って室内に帰っていきました🐧🐧🐧

このショー(?)はものの3分で終わり、その後は室内でクーラー直下で仁王立ちするペンギンさん達をガラス越しに眺めるショーに代わりました。

コンディション良好でモチベーションMAXの時は屋外で演技を行いますが、飼育員さんの指示はほぼ聞かず、、、ただ魚をもらいに飼育員さんに群がります。可愛いです。

ここでしか見られない自由なペンギンの姿に癒されます😊

おすすめポイント③はまさかの恐竜です。

中国の動物園は上記のペンギンショーの通り、良い意味でも悪い意味でも非常に自由です。

運が良ければ園内を練り歩くドラ〇もんやミッ〇ーマウス、しま〇ろうに会えます。

なので動物園に恐竜がいても不思議では無いですよね。

ぎこちなく動く恐竜の模型は随所に安っぽさが滲み出ていて突っ込みどころ満載です😓

実物は見てのお楽しみです。

アクセス

重慶動物園へは重慶中心部の解放碑から車で約30分です。

地下鉄(CRT)の場合は、2号線(緑色)を使って、动物园駅で下車し徒歩1分です。

以下のバスが动物园バス停に停車します;204・207・226・229・275・298・310・341・362・413・416・419

基本情報

営業日:月~日
営業時間:7:00~18:00(エリアによっては8:30~17:00)
入場料:
オンシーズン(1月—11月):25人民元
オフシーズン(12月):20人民元
観光時間目安:1日

2024年12月3日重慶動物園

Posted by Shiba Shiba